必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

資金運用は人生そのもの

「賢明なる投資家」は初版が1949年ですから、実に57年前の本です。
しかし、この本を読むと驚かされるのが、57年前の市場と、今の市場が、全く変わっていない事です。
また、登場する会社も、今と同じような会社が多数登場します。
名前を変え、数字を円に置き換えれば、今の日本の会社と言っても分からないでしょう。
どうも同じ事を繰り返しています。
原理原則、人間の心理や行動は、今も昔も変わらないようです。
だとすれば、話は簡単です。
その間、一番成功している人間の真似をし、失敗した人間の真似をしない事です。
そこで、投資だけで、4兆円の資産を築いたと言われるバフェットです。(^.^)
しかし、本人が著作した本はなく、このような場合、著作者が余計な判断や、解釈を加えていないものを選んで読むべきです。
その後、バフェット本人が言っているのですが、彼は進化しました。
それが、成長株投資のフィッシャーの理論が加わった事です。
個人で、投資する場合には、資金や、本人の性格、価値観により、選ぶ銘柄も、投資判断も違ってきます。
安全域を重視した、グレアム的銘柄か、成長を重視した、フィッシャー的な銘柄か、あるいは組み合わせた理論で考えるのか、人それぞれです。
中には、人から聞いたり、感覚だけで選んで、成功する場合もあるでしょうが、しかし、長く続く事は極めて稀です。
 「資金運用は人生そのもの」
と言うのは、この為です。
お金は貴方の命令通り動きます。(^.^)

2 Comments

notti

はじめまして。
今「賢明なる投資家」をちょうど読み返しているところです。自分はまだ経験が浅いのですが、昨年末の上昇相場と2月の下降相場を経験し、本当にすごい本だと思い知らされます。本に書かれている内容が今現在そのまま現実となって表れていますよね。リスク管理に関してこれ以上の本は無いと思いますし、今後も何度も読み返すことになるような気がしています。(^^)

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heikurou

何回も読み返す事は良い事だと思います。
迷いが出るたびに読み返す事が正解だと思います。
平九郎(^.^)

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